夢のトツラボート釣行 |
□キャッチ数 : 匹
□最大 : cm・状況 : [水深 : m 時間 : ]
・ルアー :
・タックル :
□2st : cm・状況 : [水深 : m 時間 : ]
・ルアー :
・タックル :
□3st : cm・状況 : [水深 : m 時間 : ]
・ルアー :
・タックル :
10月16日に、ついにレンタルボートが解禁になった戸面原ダム(通称 トツラッパラダム)に、平日休みを取って行ってきました。
【戸面原ダムとは】
この湖、旧来のぶちまがりメンバーの多くは、昔はかなりお世話になった事がある湖です。
ベストシーズン(6月)なら、最高で1日70本超え(Wなべさん釣果)、2桁釣果は当たり前で、私が昔ホームを津久井湖にしていた頃、「究極の試練=津久井湖」、「至高の癒し=Tダム」と位置付けで、心の傷を癒していた湖です。
(何を隠そう、私が人生2本目のバスを釣ったのがこの湖です)
ボート屋さんは昔からあったのですが、バサーにはボートを貸さない営業で、基本バサーはあまり歓迎されていませんでした。
マイボートは自粛を強制され、知らずにフローターなんて浮かべたモンなら、ヘラ師から怒鳴られるフィールドでした。
2010年頃からは、行政(が委託しているダム管理団体)から、各所に立ち入り禁止の看板が立てられ、オカッパリでもエントリできポイントがかなり限られました。
で、2014年にその唯一のオカッパリポイントも、大規模な崖崩れで、立ち入り禁止に。。
実質、釣り不可能な湖になってしまいました。
そんな折、たまたま先月ネットでホーム三島湖情報を検索していたら、「戸面原、三島、ボート解禁」の記事を目にして、そりゃもうビックリしました。
三島と戸面(トツラ)のボート解禁の背景は、昨年の豊英同様で、ヘラ師の高齢化による客足減少が主です。
このため、基本はヘラ師が優先で、バサーに課せられたルールは守らねばなりません。
ただ、あれだけバサーの風当たりが冷たかった流れが、ここに来ていい流れになったのは、素直に喜ばしい事です。
なんと言っても、夢にまで見たトツラのボート釣行がついに実現したのは、大げさではなく感動しました。
【ここから本題】
前置きが長くなりました、ここから釣行記の本題です。
□5:50到着
まだ暗いうちに、「戸面原ダムボートセンター」に到着です。
既にボート屋は受付を開始していました。
昔は「バサーにはトイレすら貸さない」と言った頑固ブリで、ちょっと怖い印象でしたが、気立てのよい若いご夫婦が運営されていて、とても感じが良かったです。
明るくなるまで、急須からお茶を頂きながら、湖沼図で脳内プラクティスを進めます。
6:20頃、明るくなったのでボートセットアップ開始。
桟橋はこんな感じで立派です。
ボートは噂で「やや不安定」と聞いていましたが、確かにヤマハ製、スナガ製の一般的なボートと若干形状が異なり、安定感は少し不安な感じがありました。
(ボートは1人乗りしない理由が良く解かりました)
なお、私手製のバウデッキはピッタリハマりました。(これが1番不安だったけど良かった)
□7:00 出船
朝イチの段階では、ヘラ師3名、バサー私を含めて2名の出船です。
バサーはヘラ師から遅れて10分後の出船です。
本当は6:50には出船できたのですが、準備をチンタラやったので、遅れること10分。7:00に出船です。
□西方面上流へ
このトツラッパラダム、流れ出しがダムのみで、インレットが2つ、東西にあります。
まずは西方面の上流を、見ながら流します。
とりあえず、ポイントが解らないので、冬のセオリー北側の岩盤を流します。
水位は満水。水温は11度、水質はミルクティー色の濁り。(10月末の台風二連チャンで、全域が攪拌され、その濁りが取れないようです)
ハッキシ言って、フィールドコンディションは最悪です。
魚が落ちるシーズンに、濁りで深場の釣りが成立しないので、やる事が限定されます。
でも逆に、やることの迷いが減ると言う考えもあるので、悪い事ばかりでは無いのかも。
とりあえず、シャローに居残っていてカバーに着いているだろうバスを狙います。
岸際は落ち葉が堆積していて、簡単には貫通しないので、テキサスではなく、ゼロダン(リーダーレスダウンショット)でひたすらカバーを打ちます。
何も異常がないまま、西方面上流の梅の木ワンドに到着です。
このエリアは、オカッパリ時代に私が勝手に「台地」と呼んでいたポイント。
足場がよく、トツラ釣行では大体ここから釣りを開始していました。
このポイントを湖上から拝めるなんて、ホント夢の様です。
この辺り、北側のコンクリートブロック際で、友人の和さん(元ぶちまがりメンバー)が12月にバスを釣っ事があったので、冬の実績場と捉えていましたが不発。
その先の岬をやりたかったのですが、先行者が入ってしまい、断念。。
※どうも今日はこの方と、地味にポイントがバッティングしています。
そのまま、流れ込みを登るも、この時期インレットは期待薄なので、Uターン。
「塚山」と呼ばれるポイントの南側に、水深8メールに落ちる岬状の落ち込みがあります。
その中間の3mのボトム付近で魚探にいい映像が出たので、キャロを投入。
ボトムをスローにズル引いていると、「グイッ。。」と明確なアタリが。。
一息ついてから、ユックリと巻合わせ。。
したつもりが、乗らず。。(´O`)
3時間でやっと1回出たバイトなのに痛恨でした。
喰いが浅いのか、、まだまだ合わせが早いのか。。
でもまあ、この濁りでかつ比較的水深があっても、それなりに喰ってくれる事が解ったので、岩盤狙い以外のアプローチもアリって事が解かりました。
狙いは、島状or岬状の水深3メール前後。で、周辺にバスが着くオダっぽい沈みモノがある。
こんなとこはワンドの入り口など含めると無数にありそうです。
□10:00 東方面へ移動
そのまま、来たコースの対岸(南岸)を戻ります。
「光生園ワンド」と呼ばれるワンド(その昔、Wなべさんが、田んぼ越えポイントと呼んでいたエリア)や、石田島(沖合にポツンと浮かぶ島)などを廻るも不発。。
この頃から風が強くなり操船が困難に。
なるべく風裏のワンドに入るようにする。
そのまま、ボート屋対岸の岬を通過し、更に東側に。
このポイントは通称「ドカンワンド」と呼んでいたポイントです。(正式には向田と呼ばれるらしいです)
岸からズドンと落ちているエリアで、北側だしいい越冬場所かと思います。
そのまま「宇藤木橋」手前で、3mボトムに沈み物がある川の入り口のベンドを狙うも不発。川は下らず、そのまま対岸へ移動。
「前宇藤木ワンド」を廻り、「通称トンネル点前」に入ります。
この頃から、パラパラ雨がザーザー降になってきて釣りづらくなりました。
風が止んだのはいいのですが、体温が下がります。
(今年の私の釣行は雨率がやたら高い)
さて、この辺りは広大な「ハードボトム」なエリアが多く、シャローから水深7m位までのボトムに沈み物も多くて、地形の変化も大きいです。
もう少し水質が良くなれば、ディープに魚が付いても良さげなエリアです。
□14:00 ボート屋前~キャンプ場下
残り1時間、すぐに帰着できるように、ボート屋周辺を流すも、雨が強くなり、帰着時間を30分残して撤収としました。
【まとめ】
パラダイス、Tダムもさすがに季節の問題とこの濁りではどうしようもなく、手も足も出ませんでした。
ヒタスラ、ゼロダンをピッチングで撃ちまくって、サミングのしすぎで右手の親指の感覚が無くなっています。
(着水後にルアーをフリーホールさせるためのライン送りで、親指が擦られすぎた)
ラストにバサー2人に声掛けましたが、本日は全員不発だったようです。
ヘラも同じ様なものらしいです。(と、桟橋で話したおやっさんが言ってました)
何気に来週の日曜日も、元ぶちまがりメンバーの和さんと、トツラを訪れる予定です。
濁りは取れないと思いますが、今年ラストを満足いく結果で終わらせたいです。