板山先生(と呼ばせて)ありがとう! |
□キャッチ数 : 1匹
□最大 : 34cm・状況 : [水深 : 1m 時間 : 10:30]
・ルアー : ジカリグ
【スパイロン3.8野池ギル】
・タックル : ロッド:Fenwick ELIT71CHJ リール:ジリオン SV TW 1016SV-XXHL
□2st : cm・状況 : [水深 : m 時間 : ]
・ルアー :
・タックル :
□3st : cm・状況 : [水深 : m 時間 : ]
・ルアー :
・タックル :
本日は亀山湖の敏腕ガイド 板山さんにガイドを頂きました。
http://asurock.blog.fc2.com/
「何故この時期に亀山でガイド?」
→三島湖が解禁になって、自分の釣果と他の方の釣果を相対的に比較できるようになり、自分のショボさを痛感していました。
何に問題があるのか、プロフェッショナルの目線でアドバイスをもらいたく、これから難しなる時期に、同じリザーバーの亀山湖でアレコレレクチャーを受けたくなった訳です。
あと、ここ数年、釣りの引き出しがパターン化されてしまい、毎回同じような事をやっているので、引き出しを増やしたい。。
同じリザーバーでも、高滝と亀山だとロケーションがより三島湖に似ている点で亀山湖を選びました。
「なぜ、板山さん?」
→色々と著名な方々も亀山湖でガイドをされていますが、以前から板山さんのガイドが気になっていたのは、亀山のスーパーロコである事。
亀山以外ではガイド業をしていないと思います。(聞けば良かった)
あと、私がかれこれ15年以上愛用しているフェンウィックからのサポートを受けている事。
(タックルのアレコレ質問できるので)
事前に板山さんにリクエストしたのは下記の3つです
①カバー打ちの真髄
②これから冬に向けて釣果を出すためのキモ
③魚探でバスか何かを判断する勘所
□5:15 亀山湖到着
集合は6:00でしたが、遅刻しないように早めに到着。(出船場所はボートハウス松下さんです)
こちらのナイスガイが本日お世話になる板山さんです。
ボートに積んでいるタックルや、エレキ(36V 108ポンド)、魚探(ローランスのハイエンド)も流石、全てがプロフェッショナルです!
□6:30 鳥居前を一流し
久しぶりのバックシートでイザ出船です。
最初のポイントは、ボート屋を出てすぐのポイント、鳥居前です。
板山さんご指定の「フラッシュJ3」のノーシンカーで一流しします。
前日はこれで1本出たらしいですが、本日は不発。。
ねばらず、サクッとポイント移動。
(ポイントの見切りや、次のポイントへの移動も迷いなく早いです)
□7:30頃 よりともボート周辺
よりともボート周辺の「岬」、「道路跡」などのいわゆる「馬の背」状の地形を中心に、表層でフラッシュJを引きます。
ブレイクに着くバスを浮かせて釣る狙いとの事。。
(いや、普段やらない釣りなので新鮮!)
で、ここで板山さんにヒット!!
さすが、キャストの精度が一味違います!
その後、道路跡周辺で私にチェイスやバイトあり、板山さんにもバイトあり。
昨日は魚っけが無かったエリアの様です。
この時期は1日でガラリと湖の状況が変わる様です。
「女心と秋のフィールドコンディション」ですかね。
なお、朝の時点で水温は18度もあり、例年より4度ほど高いらしいです。(異常らしいです)
水温もそうですが本日は風がなく、このまま状況が変わらなければ厳しいとの事。
ちなみに、板山さん曰く、風に関して言うと、南風はNGで北風が良いらしいです。
これまで全く真逆の理解でした。
うーん、タメになる。
□8:30頃~ 笹川筋上流へ
一気に笹川筋の上流(大きくベンドしているエリア)まで上がります。
途中、板山さんが要所要所でエレキの速度を落とし、ポイントを指示してくれます。
何度か、フラッシュJにバスが反応を示してくれている様ですが、喰いには至りません。
寸前で見切られている様です。
自分のルアー操作が基本的に早く、かつダートさせる幅が細かいようです。
ペンシルを大きくドックウォークさせるイメージで操作すると、それっぽいアクションをするのですが、これがなかなか難しいです。
(ラインスラッグの使い方がどうもイケてない模様)
あと、チェイスがあってもルアーを止めたりすると、完全に見切られる様です。
人間がみても、ワカサギにしか見えないリアルワームを見切るなんて、亀山バスやっぱ天才?
笹川筋上流のシャローではシャッドを投入です。
板山さん推奨のHUシャッド60SP(たまらんばいシャッド)です。
その後、川が大きくベンドするエリアまで流して、フラッシュJを試すも不発。
□9:30頃~ 笹川筋中流
ここらで板山さんが違う釣りを試す事を提案。
笹川筋中流の5メール~8メールに落ち込むエリアで、スタッガーワイド(板山さんオススメのイタスギルカラー)の「フリリグ(7g)」を投入。
実はフリリグって初体験で、実際どんな釣りなのか凄く興味がありました。
自分の中のイメージでは、キャロに近いのかと思っていましたが、どちらかと言うと「ヘビーダウンショット」に近いイメージ。かつ、シンカーが大きく可動するので、シンカーとワームが離れている間はボトム付近でノーシンカー状態になるので、ある程度見せてアピールする事ができます。
実際に使ってみると、フォールが早いのでボトム付近を狙う釣りには凄く効率がいいです。
昨日はこの釣りで、同じエリアで1本出たそうです。
俺も釣りてー!
結局、板山さんにアタリが出ましたが、釣果は出ず。
この頃から急に雨が降り出してきます。
板山さん曰く、このままジャンジャン雨が降ってくれれば、喰わせやすくなるからウエルカムらしいです。
あと、興味深い話として、雨が降ってカエルの活性が上がるとカバーが釣りやすくなるとの事です。
目安はカエルの鳴き声。
普段釣りをする中で、カエルの鳴き声なんて気にもした事は無かったのですが、雨が降ってきた頃から急に鳴き声が増えた感じがしました。
なるほど勉強になる!
□10:30頃~ トイレ休憩の為に桟橋へ
トイレ休憩でボート屋に戻ります。
ここで、桟橋にて板山さんからカバー打ちのノウハウを教えて頂く。
板山さんがトイレに行っている間、教えて頂いた事を、桟橋から届くカバーで実践して、体に覚えさせます。
枝に引っ掛けて、軽く(フワッ、フワッ)という感じのシェイク。
枝から外してからのカーブフォールで、なんとアンビリーバボー!
桟橋で釣れちゃったよ!(↑このカバー)
ちょうど戻ってきた板山さんも「あれ、どうしたんですかそれ!?」とびっくり。
教えてもらった事がイキナリ結果を出しました。
とりあえず、サイズもまあまあだし、ボウズ回避の保険をかけました。
□11:00~ 鳥居前から鳥居沖
(ポイント名がよく分からないので、テキトウです)
朝イチやった鳥居沖に戻ります。
鳥居前の周辺のブレイクや岬の先端をシャッドで流して、今度は沖目のブレイク(3メール~5メール?)をフリリグで探る。
このエリアはハードボトムなので底を取りやすいです。
板山さんにワンバイトあり。
その後、ちょっとだけ移動しボートハウス松下前のブレイクをフリリグ探る釣り。
3メールから5mに落ちるブレイクに立ち木か沈んでるエリアでダウンヒルでボトムを探ります。
これがまた難しく、ラインが枝に触れている感触が中々ロッドで感じ取れません。
ロッドを横に寝かせば、ボトムや枝を感じ取りやすいのですが、それだとスタックが多発し、根掛かりか増えるそうです。
基本はロッドは縦さばきで、自分はロッドをリフトアップする時の操作が早いとの事。確かに言いつけを守り、「超~超~スロ~」にを心がけるとコリコリ底や枝を感じ取れます。
いや、難しい。。。
その後、月毛沢というワンドに入り、フラッシュJを試すも、バスからの反応を1本見たのみ。
□14:00頃 松下ボート屋周辺→ よりともボート周辺
軽い食事&トイレ休憩を挟み、ボートハウス前のディープをフリリグで探ります。
ここで、板山さんのフリリグでヒット!
いや、いいお手本を見せてくださる。
同じエリアで私にも2度ほどバイト。
ツイバムような小さなアタリですが乗らず。。
(ギルかも)
ゆうマズメも近くなってきましたし、プレッシャーも大分減ってきました。(ここまで書いていませんでしたか、今日はおりきざわボートで大会があり、要所は先行者がいて比較的混んでいた様です)
ここで、朝 板山さんが釣った、よりともボート周辺のエリアに入り直す。
ここで致命的トラブル。
朝からフラッシュJを巻いていたタックルが糸ヨレで大幅にラインをカットするハメに。。
昨日巻いたばかりのラインですが、いつものケチグセで約3キャスト分(50mくらい)しか巻いていなかったので、本日3回目のラインカットで、残り10mくらいになってしまいました。
ショートキャストなら、まだ何とかなりますが、ここに来て普段やり慣れていない、ドックウォークアクションで手首が完全に疲弊してしまい、ショートキャストすら思うように決まらなくなりました。
(集中力も切れかかっている感じもします)
あと、板山さんのご指摘で課題がもう一つ露呈。。
スピニングでのトゥイッチやジャークが上手く出来ていない事が解りました。
これまで、肘全体を使ってジャークをアクションしていましたが、それだとキビキビしたルアーの動きではなくなり、言葉での表現が難しいですが、「ブルブルブル~」と巻いてきて、「ダラーん」とポーズしている様なアクションの繰り返しになっているようです。
板山さんに見本を見せてもらい、「手首だけ」でキビキビジャークしポーズも手首の返しで適当なラインスラッグを残して、キックバックアクションを起こさせるような感じ?
とにかく、これが難しい。。
ロッドが水面を叩かないよう、肘を上げて脇を開きますが、これが結構キツイ。。
もしかしたら、ロッド自体が長く、ジャークに向いていない気もしてきました。
(6フィート前半位で、グリップエンドが短いものの方が良いのかな?聞けば良かった。)
□15:20 鳥居岬~押切沢
ラスト40分、鳥居岬から押切沢を流します。
押切沢の中で、フリリグにワンバイト取るもフックアップせず。。
最後に鳥居岬をシャッドで流してワンチャンスを狙うも、タイムアップ。。
やりきった感はありましたが、やっぱ亀山湖、超難しいです。
おりきさわボートのトーナメントもローウエイト戦で厳しかったもようです。
さて、板山さんに色々と教えて頂きました。
魚探で魚種を見分ける勘所、冬場のディープレンジ攻略のコツ。
即席で糸ヨレを解消する方法。
などなど、書ききれませんが、忘れない内に早く実践したいです。
あと、お陰様で課題(改善点)も見えました。
□ラインやフックはケチらない。
(多少金をかけてでも、良いものを使うべき)
□スピニングでのジャーク、ワイドなドックウォークが当たり前にできるようにする。
(ヒタスラ練習?もしくはロッドの見直し)
□丸1日集中力を維持できるように、普段からの体力作り。
(今日はラスト2時間、完全にヘタリました)
□ルアーやラインが枝やボトムに触れている状況を目視、もしくはロッドに伝わる感触で感じ取れるようにする。
とにかく、得るものが多い1日でした。
また余裕が出来たら、今度は時期を変えて板山さんにお願いしたいと思いました。