8年振り琵琶湖!(本戦) ※やっぱ琵琶湖すげーゼィ |
□キャッチ数 : 3匹
□最大 : 52cm・状況 : [水深 : 4m 時間 : 9:30]
・ルアー : ノーシンカーリグ
【秘密】
・タックル : ロッド:Fenwick ELIT71CHJ リール:ジリオン SV TW 1016SV-XXHL
□2st : 50cm・状況 : [水深 : 3m 時間 : 8:00]
・ルアー : ラバージク
【スイムジグ】
・タックル :
□3st : 48cm・状況 : [水深 : m 時間 : ]
・ルアー : ノーシンカーリグ
【秘密】
・タックル : ロッド:Fenwick ELIT71CHJ リール:ジリオン SV TW 1016SV-XXHL
8年ぶりの琵琶湖です!
前回は、2013年と2014年でしたが今回もガイドの「いそっちさん」にお世話になりました。
広い琵琶湖、ただでさえ難しい琵琶湖、土地勘も無いのに一日で魚を見つけるのは到底無理ですし、何より普段の釣りを見直す機会にしたいので、頑張って今年もガイドさんにお願いしました。
<過去の琵琶湖>
結果は、ガイドさんの力がほぼ10割で、なんとか50アップ2本と48センチ1本の計3本釣れました
→ 朝一、スイムジグでの1本。
→ 朝二、ノーシンカーでの2本目
→ 朝二、上記から連続してのノーシンカーでの3本目(時合突入・・)
ただ、午前のこの時合のみで、午後は何も起きず・・・・。
50アップでハットトリック or 夢のロクマルは、次回にお預けでした。。
【※※※※※ 詳細 ※※※※※】
◇AM 7:00 いそっち到着・・からのランチング
定刻通り、いそっちが到着です。
まずは持ち込んだタックルのチェックです。
ロッドの硬さやリールのギア比は、事前にご指定がありましたが、ドンピシャに合うものがなく、結局 いそっちからリールを借りたりロッドごと借りたりしました。
私の感覚では、「ドンピシャじゃなくても、使えるでしょ・・」くらいの感覚でしたが、ラインの太さの違いや、リールのギア比が1違うだけで、釣果が丸で変わってしまうような繊細な世界ののようです。。いやー奥深い・・・。
まずは、湖上に出る前に、一通りの説明をいただきます。
【最近の傾向について】
①水温はやっと10台に乗ったところで春の訪れは例年よりだいぶ遅い
②近年、琵琶湖はめっちゃ難しくなった。
理由は近年のブルーギルの激減(※1)で、昔の釣りはほぼ通用しなくなっている。
③バイトが出ても、「超絶ショートバイト」バスに違和感を与えず、ルアーを咥えこませるのがキモ。。
④春バス、特にスポーン前のビックなメスは超絶ナーバス。
超絶繊細なアプローチが必要。 (釣れるか釣れないかは、その日次第で特に春バスは気難しい)
(※1)ブルーギルの激減は、2019年の台風14号の影響で、ウイードが陸地に流れてしまい、それに付いていた稚ギルがいなくなったのが一因らしい。。
【ショートバイト対策】
湖上に出る前に、アタリが出たときの対処法をレクチャーいただきました。
①ラインは絶対に張らず、ある程度たるませた状態で「アタリを聴く」。
※ラインをたるませることを、「糸を抜く」と表現するらしいです。
②パーミングはしない。イメージはフォアグリップを人差し指と中指で挟むくらい。
(チョキでフォアグリップを挟んで、薬指でパランスを取る程度)
小指と薬指は完全に脱力。。
※コレくらいやらないとウィードのへのワームのスタックやショートバイトは取れない。
③バイトっぽいのが出たら、ラインとロッドティップを一直線にして、「クラッチを切る」。そのままスルスルとバスにワームを咥えさせて、走らせするイメージ。
④合わせはロッドを立てて「一気」に「巻き合わせ」る。
よく、動画などのメディアで見る「ビシっ」としたフッキングはでは、バスに違和感を与えて秒で吐き出されるだけで、全くフッキングにならない。。
(バスとの距離が遠くて、糸が緩んでいれば、確かにそうなるなー・・)
・・・・
こんなの、実際にできるのか?と一抹の不安を抱えつつも、無常にもそのままバスボートがランチング。
いや、テンション上がります。。
ちなみに、3日前までは冬の寒波。
前日から気温が上がり始めていて、明日は春の嵐で出船不可。。
色々とドンピシャのタイミングでこの日を迎えられた訳です。
前泊しているので、睡眠もバッチリ取れてます!
集中力を維持するために、朝は炭水化物を少なめに摂取。
いざ、出船!。
◇AM7:30〜8:30 最初のポイント
正式なポイントの名称はわかりませんが、多分 丸で囲った辺りのどっかです。
朝一はスイムジグです。
コレにもかなりのコツがあります。
①着水したらカウントダウンしてボトムまで沈める。
②リーリングを開始する前に軽くウイードを切りつつ、ラインを一直線にする。
ラインを水になじませて、直線的なリトリーブコースを作るイメージ。
③ロッドを少し立て気味にして、リーリング。ウイードをかすめる感じですが、集中していて、かつロッドを握る指の力を抜いていないと、ウイードに触れた感じはわかりません。
④バスはウイードの上10センチくらいのところに浮いていると想定して、ウイードに触れたら、沈めてはダメ。そのまま軽く切る感じ。
⑤最大のキモは、「リリーリングは常に一定」何かに触れても、速度を落としたりしてはダメ。スピードが変わると見切られてしまう。
手首で巻くと、一定のスピードが出ないため、手首は固定して肘で巻くと良い。
あと、グリップエンドは腕(横腹と脇の間)に挟み込まないと、ティップがブレてしまい、ラインが暴れてルアーが不自然な挙動になる。。。
・・・・
一投ごとにこられ全てを意識しなければならず、「スイムジグって奥深いっすね・・・なんて言っていたら、「この後でやるノーシンカーのほうがこの数倍難しい」とのこと。。
ただ、バスはいるらしく(いそっちのライブスコープで捉えている)、周辺のバスがスイムジグの動きに注目していることを想定すると、がぜん集中力が増します。。
10投くらいした頃でしょうか。突然、巻いていたスイムジグに「コッ・・」という明確なバイトが・・・。
「あっ喰った・・・」といった瞬間、いそっちの「巻けぇー!」「巻き続けろ〜」の指示のもとヒタスラ巻きます。
(こんな一気に巻いちゃって良いのか〜)と思いつつ、数秒で一気にランディング!
ウォーデカいぞこれ!
測定結果、51センチ!
やけどの跡が痛々しいですが、朝一イキナリ50アップが釣れたことはこの後の展開が非常に楽とのこと。
(なぜなら、ココ最近の琵琶湖は、午後に釣れる事が少ないらしいです・・)
周りの船は全く釣れていないので、さすが「いそっち艇」。湖上に年間300日出ている、プロガイドの安心感はハンパじゃないです。
その後、いそっちの判断で、別のポイントに移動することに。
◇AM8:45〜10:30 次のポイント
南に走って、だいぶ大津のプリンスが近づいたので、多分丸で囲った辺りのどっかです。
このポイントは、釣れるコースが限定的で釣れるか釣れないかは「イチとゼロ」とのこと。
ここでは、朝に陸上でレクチャーを受けたノーシンカーの釣りです。
なんの目印もない沖に、ノーシンカーワームを落として30秒カウントダウン。
コレもただフォールさせるのではなく、着水と同時にリールを少しき巻き取って、ラインスラッグを処理してからのカーブフォール。
30秒カウントダウンさせ、水深4メートルのボトムを取りつつ、ラインを沈める感じです。
※着水後そのままフリーフォールさせたりすると、風と湖流でラインが流されてしまい、直線的なコースがキープできない様です。
そのまま、ボトムのウイードの残骸に引っ掛けながら、「張らず・緩めすぎず」でボトムを引いてくる感じですが、ウイードにスタックしたら、軽くワームを「ちょんちょん」と煽って「ワームの存在をバスに気づかせる」感じでツーアクション入れます。
自分はついつい、ワームの重みを感じたくなってしまって、ラインを張りすぎたり、ワームを強くすくい上げたりしてしまい、ワームの移動距離がデカくなりすぎる傾向があるようです。
コレをやってしまうと、喰わなくなるし、周辺のバスが警戒してしまうらしく、良いこと全く無いようです。。
あと、最も難しいのが、ラインが風や湖流で流されるのに加えて、いつの間にかボートの位置も変わるので、自分のルアーが今どの辺を通っているのかを見失ってしまう点です。
コレにはコレで、対処法があります。
・最初にルアーを投げたコースを覚えておき、常に体の正面をそこに向ける。
(手元や穂先ばっかり見ないで、景色を見る)
・腕を大振りにしてはダメ。手首の動きだけでロッドを操作して、ルアーではなくラインを操作するイメージでロッドをさばく。
・ロッドを構える高さは90度位で一定に保つ。
下げすぎても上げすぎてもダメ。。
・・・・
いや・・・ムズい
アクションに集中していると、ついつい、ロッドをガッチリ握り込んで、ボトムを感じ取れなくなったり、それを意識しすぎると、逆にアクションがおろそかになったり。。。
なかなか、いろんな事を同時に処理できない頭なので、少しずつなじませて行くしかなさそうです。。。
一朝一夕でできることではなくて、コレは時間をかけて矯正するしかなさそうです。
ただ、いそっち曰く、「コレは釣りの基本動作」とのこと。。
今まで、かなり雑だったことが痛いほどわかりました
・・・・
こんなループを繰り返していたら、なんとなくティップに違和感が・・・・。
「ん?これは軽く引っ張られていないか・・・?」
朝、陸上でレクチャーを受けたとおり、リールのクラッチを切って、ロッドとラインを一直線にしてみる。(ぎこちないですが・・・)
明らかに、スルスル〜とラインが出ていく。
その瞬間、いそっちから「巻け〜!」の合図のもと、恐る恐る巻始めると、重みが伝わる。。
キタキタ!
「そのままヒタスラ巻くゥー!止めるな〜!」
ってな感じで、こちらも秒でランディング。。
おお〜!ちょっと「小ぶり」ですが48センチ!
一年に一回出るかわからないサイズの48センチを「小ぶり」と表現してしまう、琵琶湖のポテンシャルはスザまじい。。。
・・・
そして、興奮冷めやなぬうちの、次の一投でした。。。
また、同じようにティップに違和感。。。
半信半疑でクラッチを切ります。
やっぱりスルスル〜とラインがでていきます。
クラッチを切って、、ロッドを平行にして更にラインが出ていくことを確認します。。
前投の再現です。
いそっちから「巻け〜!」の合図のもと、一気に巻き上げますが、さっきのより明らかに「重い・・・」。
「これそんな巻いて大丈夫か!」と聞いたら、「大丈夫!そのための20ポンドだから!」
とのこと。。
こちらも秒でランディング!
長さ、太さ、文句のない50アップ!
ラグビーボールか!
まさか2投連続!
その後、同じ時間帯にいそっちも一本40アップ釣り上げる。
これがいわゆる「時合によるラッシュ」というもので、30分程度で終了。。。
その後は無になりました。。
一投に10分〜15分くらい時間をかけなければならない、かなり繊細で特殊な釣りです。
春のナーバスなバス。特にプリのメスバスのデカいやつは、このくらいやって、取れるか取れないか・・・の深い世界とのことです。
あと、自分が取った2本は、たまたまルアーを咥えて、沖に走ってくれるバイトだったので、ラインが放出される動きでアタリが確信できましたが、手前に来る動きなると、更に分かりにくいとのこと。。。
それでもラインの動きやラインの重みなどから違和感が判断できるようにする必要がありそうです。
いや・・・深すぎる。。
今日始めて、「ラインでアタリを取る」ということの真髄を少しだけ知った気がしました。
ちなみに、このエリアで下野 正希さん挺とバッティングしました。
メディアでお見かけするマンマの口調で喋る方でした。
(さすが、バス界の重鎮です。オーラが違います)
◇AM11:00〜12:00 ランチタイム
レストランキャビンで早めの昼食です。
パスプロさん方が集まるレストランなので、話題はプロ通しのコアな話です。。
聞いているだけで楽しい。。
あと、何故かシモネタ好きが多いのはこの業界の特色なんですかね。。
◇PM 12:00 〜 13:30 第三のポイント
午後イチは、下物エリアです。
7年前と、8年前の春先に、ネコリグをやった周辺エリアです。
ここでも午前に引き続きノーシンカーの釣りてです。
※ちなみに、いそっちの飯の種なので詳細は書けません。。
ちょっと風が出てきましたが、革新的な装備「スポットロック」のおかげで、ボートは寸分の狂いなく、その場にとどまれます。
「スポットロツク」がなければ、ルアーが浮いてしまうので、まずこの釣りは成立しないようです。まさにゲームチェンジャー。
ここではアタリらしきなにか・・・が出ただけで、追加は出ず。。。
◇13:30〜14:30 第四のポイント
第三のポイントから少し南に降りたエリア。。
もはや、どの辺りかは見当も付きません。
風がだいぶ強いですが、ここでもスポットロックのおかけでノーシンカーが通用しますが、さすがに続かず・・・。
◇14:30〜16:00 第四のポイント
最後はKKR沖で、スイムジグをやって、井筒前でボートの係船ロープにサスペンドしているバスをノーシンカーで狙ったりするも、アタリは出ず終了・・・。
【まとめ】
午前中、早目の時間に釣れたことが、ホント何より・・・といった感じです。
(自分的にもいそっち的にも)
色々と学ぶことが多かったです。フィールドは違えど、必ずリザーバーでも応用できる部分があるので、早速教えて頂いたことを、釣り場で実践して行きたいと思います!
また、いつか琵琶湖で釣りしたい。。できれば永住したい!
琵琶湖いいっすねぇ。しかも50UP2本って羨ましすぎる。
メディアに出る前のタク石黒プロに長浜エリアからガイドしてもらったのは良き思い出。
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お久しぶりです
奇跡的にいけましたよ~。
琵琶湖、カナリ難しくなっているみたいです。
数が出にくくて、逆に釣れるとデカい(平均50cm)らしいです。
まあ、ガイド無しでは、釣れる気しませんけど、、。
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