リアデッキに予めくり抜いておいたこの四角い穴 ↓
ラダーを装着するためのスペースです。
ラダーとは、船体静止した時に横滑り(ケツ振り)を抑制するためのもので、装着していると、直進性が増すものです。
特に必須というものでもないのですが、普通のボートと比べて重量が軽いフロートボートでは、クランク等の抵抗の大きいルアーを巻いていると、船全体がドリフトしてしまい、巻いている方向に船主が向いてしまい、ちょっと釣りづらくなります。
ラダーを装着する事で、ケツ(船尾)が流れにくくなり、多少釣りやすくなります。
ちなみにこのラダーですが、買うと結構なお値段。。。
http://small-boat.jp/?pid=62226508
たいした構造じゃないので、自作してしまうのもアリか・・。
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そんなおり、アマゾンでこれを買いました。
パドルは、エレキが壊れたときなどの緊急用途で必要性を感じていました。あと、岸から離脱するときや、スーパーシャローで座礁した時など、ボートに乗っていると使う局面は色々あります。
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で、閃きました!
これって、元々水を掻く道具なので、そもそも水の抵抗を良く受ける構造。
って事は、これをうまく船尾に装着できれば、ラダーとして応用できるのでは?
早速、ホームセンターでポール固定金具を購入し、船体に穴をあけて装着。
↑こんな感じで。。
丁度、バーがリアデッキに伸びる感じがまた何というか、竹やりマフラー的な個性を醸し出しててグッド。
しかも、パドルとラダー併用なんて、荷物も減るし、リーズナブルだし、見た目にも痺れて、一石三鳥。。
で、実際の使用感ですが、確かに直進性が向上し、ドリフトは減ったと思います。
ただ、所詮は専用品じゃないのでもの凄く効果があったかというと・・・「ないよりマシ?」って程度でしょうか。。